SPEC[スペック&撮影技術]

ノーコン


ドローン本体とプロポの接続が切れてしまい、コントロールが効かなくなることです。
ノーコントロール(和製英語)の略称です。

空を飛ぶものなので、『墜落』そのものを100%なくすことはできません。そのコントロールが効かなくなる原因は色々ありますので今回はそれらを見ていきましょう、

コントロールが効かなくなる原因の一つに「突風」が入ります。
突然の突風に煽られることで、機体が大きく傾いてしまい、ドローンの姿勢を制御することができずノーコン状態に陥るときがあります。

また傾き角度が限界を超えると、ドローンの下部に備わっているローターが停止してしまう可能性がありそれが要因となりノーコンし、墜落するという事故があるとという報告があります。
これらのことから言えるのは、機体重量が軽ければ軽いほどそのドローンは持ち運びや携帯しておくことに長けていますが、その分、軽量ドローンを飛ばした際、風に大きく煽られるという欠点が浮き彫りになりました。

さらに、ドローンは構造上、上昇気流にめっぽう弱いです。そのため降下する際、特に急降下するときはかなり、バランスが不安定になりやすく体制が崩しやすくなりますので注意が必要です。

木や建物にぶつかることでもドローンは制御不能になってしまいます。基本的な墜落原因は外的要因がほとんどですが、
稀に充電切れで墜落したり、盛業不能になってしまうこともあるので注意が必要です。

電波からドローンは送信機(プロポ)による操縦を行っているので、そのプロポのリンクが何らかの要因で切れてしまうと、コントロール(ノーコン)することが出来なくなってしまいますので電波が切れないところで操縦するにしてください。

本来では、このことをノーコンと呼びます。電波とは電磁波のことですが、「電気」と「磁気」ふたつの性質を合わせたものが電磁波と呼ばれており、目には見えない「波」がそこたじゅう、空気中に伝わります。
「周波数」という数値で電波は表され、HZ(ヘルツ)という単位で言い表されているのが一般的です。

そして周波数にはその空間で限られているため、同一空間上では一つの周波数を使わなければならないのです。
ドローンに当てはめてみるとわかるのですが、ドローンの周波数も操縦に使用できる範囲が限られており、もし周波数のことなどを「知らない」「気にしない」で同一空間上で複数のドローンを飛ばしてしまった場合、 「混信」(混ざり合ってしまう電波)という状況を引き起こしてしまいます。

また、カラスやトンビなど鳥類に襲われる可能性です。林や森、山岳部などで縄張りの意識が強い鳥類は、非常にドローンの存在を警戒しています。
特に子供を育てているときや卵を守っている時期は特に注意が必要です。

 このようにドローンの墜落要因になるのは、人的ミスがほとんどなので、気をつけましょう。

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