SPEC[スペック&撮影技術]

エレベーター


ドローンの機体を前後に移動(前進・後進)をさせることです。
モード1では、左スティックを上下させることで移動させることができ、モード2の場合は、左側のスティック操作になります。
また、ドローンを前後に移動させる平面座標を制御するための動きにあたり、左スティックを上げることにより、機首が下がり前に進みます。また、下げることで、機首が上がり、うしろに下がります。

旋回極振りという表現の中にあるピッチや、スロットル、ロール等あるますが、その中でのエレベーター。大抵のドローンの操縦で出てくる言語です。
飛行機には、翼の形によって、空気や風を揚力に変換して飛んでおります。翼の下部には遅い風、翼の上部には速い風で流れを作りだして揚力を得ることができます。

その中で必要な用語としては、スロットル(ジェットやプロペラ等の推力で、車で言うところのアクセルの役割)と、ラダー(機首を振る動翼で、語源は船の舵からである)と、エルロン(機体を横転させる為の補助の翼である)と、今回の用語としてエレベーター、計4つです。
飛行機のシミュレーターゲームなどであるように、上昇することをエレベーターアップといいます。そして操縦桿を手前に下げる動作をいたします。また、置き換えるとレバーを下部に倒したら、上昇するということになります。飛行機で上昇したい場合、まずはスロットルを上げて、加速し、推力を得ます。次にエレベーターを引いて空気の流れを揚力へ変えます。

また、曲げたい場合は、まずは、スロットルを上げて加速し、推力を得ます。次にラダーで機首を振りながら、エルロンで機体を傾け、墜落しないようにバランスをとります。
上記のような複雑テクニックをようします。

また、空間座標はX・Y・Zで、表現されることが多いかと存じますが、飛行機の場合は座標ではなくベクトルもしくはモーメントのような回転軸的表現が適用されています。飛行機は、空中に静止する物体ではなく、常に空中を移動しつづける物体であります。
ピッチは、エレベーター操作による昇降舵で、変化する軸で、ロールは、エルロン操作による、補助翼で変化する軸であり、ヨーは、ラダー操作による、方向舵で変化する軸である。
基本的に前進ありきで、ピッチ、ロール、ヨーが変化なしなら真っ直ぐに前進に飛行します。その中でピッチがあがると機首が上を向いて上昇し、 ロールが左方向に上がると胴が左回転し、ヨーが左方向にあがると機首が左を向いて、左旋回します。

ドローンを飛ばすうえで、雑学的に知っていて、損はないと存じますが、これが飛行機の場合は、エレベーターを操作して、ピッチを上げて、機首を上に向けて、上昇させるという結果までの流れの動作がわかる必要があると存じますが、ドローンの場合は上昇させたいなら、レバーを上へで済む話しになります。操縦方法でも、機体のベクトル動作を、レバー動作に連動させていますが、今のところ、こちらが最も直感的だからと、されているからであり、そのレバー動作をはっきりと具体的なかたちに現しているのが、ヘリ用プロポや飛行機用であります。飛行機でいうスロットルは前進ですが、ドローンでいうスロットルは上昇にあたります。

ドローンについて、詳しく知りたい方がいらっしゃいましたらドローン空撮、CM撮影のアクティブラボまでご相談ください。

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